ユニークな発想

 『私は常にユニークな発想を心がけているし、訓練している。だから人と同じ意見をするとか、人が言ったことに同意するとかになるべくならないように自分を訓練してきた。しかしながら、違う意見を述べるにはそれだけの理由があって、他人を納得させられるものでなければ、単なるへそ曲がりに終わってしまう。』竹村健一氏の言葉である。

 竹村さんの型破りなおもしろい話しは、こういう生きる姿勢の中で培われてきたものと言えます。本質を瞬時に見抜き違った視点で考え広げていった話しは、何度も修羅場をくぐって、つかみ取ってきたものだからこそ、説得力があったのだと思います。