同志

 『トヨタにとっては、日産もホンダも敵ではない。GMフォルクスワーゲンも敵ではない。むしろ、彼らはともに明日の自動車産業を成長させ発展させていく同志なのだ。国内外の自動車産業にまつわる技術開発やコスト競争などのさまざまな課題をともに解決し、共存共栄を図るための仲間なのである。』

 競合会社を、競争相手ととらえるのか、同じ道を一緒に開拓していく同志ととらえるかで、付き合いや未来がずいぶん変わってきます。広い視野に立ち、そして共々に切磋琢磨しながら成長し発展してく、こんな同業他社がいることは自社の発展だけでなく、他社の発展にもつながり、業界の発展につながるものです。そして、つまるところお客様により良いものを提供することにつながります。競合会社は、共存共栄していく同志なのです。