耐える

『なみだをこらえて  かなしみにたえるとき

 ぐちをいわずに   くるしみにたえるとき

 いいわけをしないで だまって批判にたえるとき

 いかりをおさえて  じっと屈辱にたえるとき

 あなたの眼のいろがふかくなり

    いのちの根がふかくなる』相田みつを氏の詩である。

 言いたいことをぐっと胸の中で抑えて受け入れたとき、自身の器が大きくなったような感じがします。まさに、「眼のいろがふかくなり、いのちの根がふかくなる」ような感覚です。こんな素晴らしい詩を表現できる相田さんを尊敬しています。