2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

天才と凡人

『天才は凡人に比してはるかに偉大なることに堪える。・・・ ある人がなし得るところをある人はなしえない。ある人が到達し得るところにある人は到達し得ない。ゆえにあることをなし得るかなし得ないか、ある点に到達し得るか得ないかを主要問題とするとき、…

安心

『安心は、ある意味、肉体や精神にとってもっとも危険な心情である。安心すると人間はどうなるか。成長をやめ、働くのをやめ、付加価値を創造するのをやめてしまう。安心しすぎてはいけない。心底安心してしまうと、成長が止まってしまう。』 皆さんも、経験…

準備

『プロは準備に全力を尽くす。一方、並の選手はフィールドでベストを尽くすことだけを考えている。一流と平凡を分ける分岐点は、準備の段階にあるのだ。完全燃焼したかったら、準備を怠らないこと。実力が伯仲した勝負では、結局、準備周到な人間の方が勝利…

手を上げる

『「私にやらせてください!」といつも言っていた若い社員。それは、20代の頃の私です。「誰か、この仕事をやってくれないか」と上司が言っているのに、手を上げる人がいない。だから、私が「はい」と手を上げていたのです。やり方がわからないときでも、さ…

強さに変えるには

『弱さを強さに変えるためには、どうすればいいのか。日々、一歩一歩を積み重ねていくことである。人に尋ねた方が良いと思うならば、素直に尋ねる。その日なすべき仕事に、誠実を尽くす。恵まれた能力がないというのであれば、人一倍の熱意で事にあたる。そ…

批判に対して

『松下は批判に対する弁明が、新たな批判の誘引になることを良く知っていた。批判するものは最初から批判しようと決めているのだから、いくら正しいことを懇切丁寧に弁明しようと聞く耳を持っていない。説明し弁明すればするほど、いよいよ批判は激しくなる…

失敗

『失敗したからといって、くよくよしても始まらない。失敗は、問題の在処を明らかにしてくれる。それがわかったら、その問題を解決すればいいだけのこと。失敗するということは、自分が改善すべきポイントを発見したということでもある。そのポイントを改善…

何が大切か

『剣の道を志す若者がある道場に入門する。ところが稽古はほんのいっとき。拭き掃除をはじめ身の回りの細事に明け暮れする日々は、期待した武士道の修学とは程遠いものであった。「なぜか」と師に迫る。静かにかんで含めるように返ってきた言葉は、「拭き掃…

強く願う

『「横綱になりたい!そう強く願い続けた者しか横綱になれない」かつて栃錦とともに大相撲の人気を二分し、いわゆる栃若時代を築いた名横綱・若乃花、現在の二子山親方の言葉です。およそ何か事をなすにあたっては、まず何よりもその実現を強く願うこと、“こ…

真の人格者

『真の人格者は、他人の行動をコテンパンに批判して事態をさらに悪化させるより、自分が多少傷ついても辛抱するほうを選ぶ。また、自分より恵まれない境遇にいる人の弱さや失敗や過ちには寛大な心で接しようとする。富や力や才能に驕らず、成功しても有頂天…

品格

『経済的に貧しくとも、身なりをきちんとし、ゆったりと構え、言動に虚飾がなく、世界や自身を冷静に見つめ、努力を怠らない。こうした生き方ができれば、自然と品格も備わってくる。人の品格は、物質的な要因では決まらない。巨万の富があっても、心が貧し…

微笑み

『自分自身との戦いの末に身についた微笑みには、他人の心を癒す力がある。とってつけたような笑顔でもなく、職業的スマイルでもなく、苦しみという土壌に咲いた微笑みには、微笑まれた相手にとっては大きな価値を持つのです。相手を豊かにしながら、自分も…

何とかなるだろう、はない

『何とかなるだろうという横着な考え方は、世の中をナメているだけでなく、自分をもスポイルするものである、ろくな練習も準備もしないで対抗試合ができるわけがないではないか。「人事を尽くして天命を待つ」というが、考え得ること、なし得ることをやり尽…

頑張れではなく

『日本人は、「頑張れ」と言うのが好きです。頑張っているのに「頑張れ」と言われたら、不安になります。相手を頑張らせたかったら、「頑張っているネ」と声をかけましょう。「頑張っているネ」と言われることで、「この人は、自分の努力をチャンと分かって…

悪口を言われたとき

『罵倒されたといってはののしり返し、悪口を言われたといっては悪口を言い返すようなことは避けなければならない。それは、火に油を注ぐようなものだからである。沈黙か、穏やかな言葉遣いが、相手の避難に対する考えられる限りの最善の対応である。それは…

真の実力

『真の意味で自己の能力、実力に対し、自信をもっているプレーヤーは、いくら自分のチームが弱かろうと、そんなことで自信を失ったり、不安がったりするはずがないのです。逆説的な言い方をすれば、自分の実力を十分に信ずることができないからこそ、チーム…

賢明の人に愚痴はない

『「賢明の人に愚痴はない」のである。 六色の絵の具しかかってもらえなかったその子は、十二色や二十四色の絵の具を持っている友達を羨ましく思った。が、思い返して色を混ぜることによって新しい別な色が生まれることを知った。工夫し、打ち込んでいる内に…

マネーゲーム

『「マネーゲーム」でお金儲けをした人は、全員例外なく惨めな末路を辿る結果となっています。簡単にお金を儲けたら、簡単にお金を失ってしまうのです。お金だけでなく信用も失ってしまうのです。お金を貯めたければ、一生懸命働き、感謝をしながらお金を得…

本物

『人のために自分がダシになってやれるほどの芸のある人が本物である。人に栄養を与えて人を活かせる人であり、時には自ら踏み台となって人を押し上げてやる人が人物として本物であり、人から押し立てられ慕われる人である。』 こういうことができる人は周り…

活き活きと生きる

『ある家電メーカーの副社長の話し。 Aさん、Bさん二人の定年退職者が、偶然にも相前後して、退職の挨拶に来たときの話。そしてその後日談である。 Aさんは、「子供にもまだお金がかかります。心機一転して、新人になったつもりで、人事部から斡旋された…

一流への道

『何の分野であれ、「一流」への道は、甘いものではない。他の人も真剣である。ギリギリまで努力している。しかも、他の人と同じ程度のことをしていたのでは、成功はおぼつかない。「心血、人の千倍」超一流の実証とは、常に人々が想像もつかないほどの心血…

ユニークな発想

『私は常にユニークな発想を心がけているし、訓練している。だから人と同じ意見をするとか、人が言ったことに同意するとかになるべくならないように自分を訓練してきた。しかしながら、違う意見を述べるにはそれだけの理由があって、他人を納得させられるも…

人の役に立つ

『人を助けること以上に努力が報われたと感じることはあまりない。幸福を得ようとする者は幸せを得られないが、人に幸せを与えるものはそれを得るのである。人を助けることは大きな満足感を与えてくれる。人のために働いた日の夜は、何の後悔もなくぐっすり…