2018-01-01から1年間の記事一覧

絶対にカッとしてはならない

『絶対にカッとなってはならない。小さな気の緩みは、後で大問題につながりかねない。もちろん、効果的だと判断して、演技するなら話しは別だ。それでも、細心の注意を払わなければならない。正しい状況把握、そしてタイミングを選ぶ必要がある。どんなに相…

相手の立場に立つ

『「相手の立場に立つことからすべてが始まる」 顧客の立場に立ち、部下の立場に立ち、時には経営者の立場に立つ。言うは易くの思いがする。相手の立場に立つには、まず相手を理解しようという気持ちを持つ必要がある。自分一人の思い込みで、相手の立場を決…

仕事を終えてからの時間が大事

『アメリカの管理職以上の人は本当に良く勉強をしている。各人が成功する、社会に貢献するために、自己啓発を怠らないからで、就業時間外に勉強しているのだ。ボクも長い間、実社会のおいて働いてきたが、夜の時間、とくに6時から10時までを、各人が如何…

創造的思考

創造的思考というと、学問とか科学とか技術などといった未知の分野への創造的な仕事をしている人達をイメージしますが、創造的思考はある種の職業に限られたものではありませんし、特別の才能を持った人だけにあるものではありません。 それでは、創造的思考…

成果が出ないといって

『成果が出なかったということは、無意味だったということではない。たとえば、恋愛に成功しなかったということが、無駄だったとか、心を痛めただけだったということを意味しているのではない。なぜならば、その苦悩の中で人はたくさんのものを得るからだ。…

『どんなにいやなことでも、心のにごりを捨てて勇んで引き受ける心が徳の心だ。 いやなことでも、辛いとかいやと思わないでやる、喜んで勇みきって引き受ける、働き務めぬく、それが徳のできゆく土台だ。 ばからしいとか、いやだなあというにごった心をすっ…

出世できない人

『サラリーマン社会で出世できない人がやりがちなのは、楽な方ばかり選ぼうとすること。合理化とか、効率的という言葉を逆手にとって、どうやったら簡単にできるか、手を抜けるかということばかり考えている。要領が良いことが「できる」ことだと勘違いして…

実行力

『優れたリーダーに共通するのは、とにかく実行力があるということである。決めたことはどんどん実行し、周囲の意見にも積極的に耳を傾ける。素直に行動するリーダーには、周りの人もできる限り知恵を絞って、成功への協力者へなろうとする。何事も前向きに…

同志

『トヨタにとっては、日産もホンダも敵ではない。GM やフォルクスワーゲンも敵ではない。むしろ、彼らはともに明日の自動車産業を成長させ発展させていく同志なのだ。国内外の自動車産業にまつわる技術開発やコスト競争などのさまざまな課題をともに解決し、…

期待以上のものを提供する

『ほとんどの人は、人生を最低限の努力で済まそうとしている。滑り込みセーフで通そうとする。ぎりぎりの線で抜け出そうとする。しかし、裕福になるプロセスは、今の自分以上の存在になるプロセスである。そして、今以上の存在になる唯一の方法は、今の状況…

場数を踏む

『何事であれ、場数を踏むことが肝腎である。場慣れすれば、やたらに怖がることなく、あがったり、混乱したりすることもない。冷静に判断し、それなりにしぶとく対処できるようになる。危機や障害を乗りきるにはなおさらで、ここ一番の切所では、場数によっ…

指摘

『部下が間違ったことをした。そんな時、あなたならどうしますか。何か注意することがあった時は、その場ですぐに指摘しなくてはいけない。それが正しい答えです。ダメな上司は、部下が何か失敗しても、その場で注意しません。あとになって注意しても、部下…

好奇心

『多くの人が好奇心を持って様々なことに手を出すが、結局何一つものにすることができない。関心を向ける対象をコロコロ変えて、「僕は好奇心が旺盛でね。」と博学を見せびらかすだけの人間は、すぐに底が割れてしまう。一つのことに固執して、それを究める…

耳を傾ける

『ここに二人の経営者がいます。二人とも能力的には同じくらいの力を持ち、同じように熱心に仕事に取り組んでいます。ところが、一人の経営者のもとでは社員が日々成長しつつ、活き活きと仕事をしているのに対し、もう一人のところでは、人もそれほど育たず…

骨惜しみをしない

『あの人の一生懸命な姿を見ると、こちらから援助の手をさしのべたくなります。まったく骨惜しみをしない誠意のある方だ。こういう人が身近に必ずいるものだ。こんなリーダーのもとには、いい加減な部下はいない。一人残らず、誠意をあらわに事にかかってく…

正しい考え方

『正しい考え方を身につけ、それを徹底できるかどうか。正しい考え方は、難しくない。嘘をつかない。他人を喜ばせる。周りの人を大事にする。誠実である。遅刻しない。挨拶をする。当たり前のことばかり。この当たり前のことを、バカになって、ちゃんとやる…

大いに元気づける

『子供や従業員を、馬鹿だとか、能無しだとか、才能がないとか言って、ののしるのは、向上心の芽を摘み取ってしまうことになります。その逆をいくのです。大いに元気づけてやりさえすれば、容易にやれると思い込ませ、そして、相手の能力をこちらは信じてい…

倹約

『人は十分満たされていると、そこで満足して向上心を忘れてしまう。向上心を失わないためには、質素な生活を心がけ、道徳心を養うことである。一時的な利益にとらわれたり、ぜいたくな暮らしを追い求めたりしてはならない。倹約は、人の賢さを測る尺度であ…

我慢

『勝つためには、常に冷静であることが要求される。腹を立て、自分の感情を乱し波立たせることは、下の下である。もとより人間は感情の動物であって、感情を制することはできないが、常日頃、物に動じない人間に仕立てておくことを心がけるべきである。いか…

モラルを上げる

『集団のリーダーは、勇気があり正しい判断ができる人間でなくてはなりません。職場のモラルとルールを部下に言って聞かせるだけではなく、身をもって体現した人でなければなりません。偽善的に振る舞うリーダーは、他の人々の不正な行為を容認し、集団内に…

自己正当化

『自己正当化は論理的思考の最大の障害になる。世の中の判断ミスのほとんどの原因はこれに当たるのではないか。偉人と賞賛されるような人、たとえばそれが文学者であれ、政治家であれ、経営者であれ、見識や才能を世間からも高く評価された人が、時として誰…

真実の男性

『真実の紳士、真実の男性とは、地位や格好ではない。いざという時に卑怯にして未練な振る舞いをすることなく、潔く身を処していけるかどうかにある。卑怯な人間は、たとえ生があろうとも”生きながらの死”の惨めさに直面するものである。極限状態はまさに、…

人間としての基本

『豊かになれば、地位を得れば、そして権力を握れば、人間は知らない間に人間としての基本を見失う。そこから、崩壊が始まる。すべては人間の心、一念で決まる。そのわずかな狂いも、後には一国をも左右する。一国の盛衰は、偶然ではない。「人道」の基本が…

勝負の時

『もうダメだと思った時からが、勝負である。最後まであきらめないで頑張った人だけが、運命を切り開き夢を実現することができる。この最後のしぶとさは、人生を生きる上で非常に重要である。』 なかなかそう思えないのが現実です。しかし逃げたら、負けです…

天才と凡人

『天才は凡人に比してはるかに偉大なることに堪える。・・・ ある人がなし得るところをある人はなしえない。ある人が到達し得るところにある人は到達し得ない。ゆえにあることをなし得るかなし得ないか、ある点に到達し得るか得ないかを主要問題とするとき、…

安心

『安心は、ある意味、肉体や精神にとってもっとも危険な心情である。安心すると人間はどうなるか。成長をやめ、働くのをやめ、付加価値を創造するのをやめてしまう。安心しすぎてはいけない。心底安心してしまうと、成長が止まってしまう。』 皆さんも、経験…

準備

『プロは準備に全力を尽くす。一方、並の選手はフィールドでベストを尽くすことだけを考えている。一流と平凡を分ける分岐点は、準備の段階にあるのだ。完全燃焼したかったら、準備を怠らないこと。実力が伯仲した勝負では、結局、準備周到な人間の方が勝利…

手を上げる

『「私にやらせてください!」といつも言っていた若い社員。それは、20代の頃の私です。「誰か、この仕事をやってくれないか」と上司が言っているのに、手を上げる人がいない。だから、私が「はい」と手を上げていたのです。やり方がわからないときでも、さ…

強さに変えるには

『弱さを強さに変えるためには、どうすればいいのか。日々、一歩一歩を積み重ねていくことである。人に尋ねた方が良いと思うならば、素直に尋ねる。その日なすべき仕事に、誠実を尽くす。恵まれた能力がないというのであれば、人一倍の熱意で事にあたる。そ…

批判に対して

『松下は批判に対する弁明が、新たな批判の誘引になることを良く知っていた。批判するものは最初から批判しようと決めているのだから、いくら正しいことを懇切丁寧に弁明しようと聞く耳を持っていない。説明し弁明すればするほど、いよいよ批判は激しくなる…