出世できない人

 『サラリーマン社会で出世できない人がやりがちなのは、楽な方ばかり選ぼうとすること。合理化とか、効率的という言葉を逆手にとって、どうやったら簡単にできるか、手を抜けるかということばかり考えている。要領が良いことが「できる」ことだと勘違いしている。だが、若いときほど難しいほうにぶつかっていかないと成長はないということは、どんな世の中でも間違いなく真理なのだ。実は、要領が良さそうに見える人ほど損をしているし、割を食っているように思える人ほど得をしている。そこに早く気づいた人の勝ちなのだ。』

 こういう点については、世の中は公平にできていると思います。楽な方へ、要領よく、時間をかけず早く、簡単になど、手を抜くことばかり考えていて、良い仕事ができるわけがありません。考えてみれば当たり前のことですが、そんなことさえわからない人が多くおられます。早く気付くべきです。手間をかけて一つ一つ丁寧に仕上げていくのです。その仕事内容が、人に伝わらないわけはありません。