2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

真摯に対応する

スタッフがトラブルを起こしたときに、「なにやってんだ!」と叱る人がいます。それは、間違いです。まずスタッフと一緒に状況を把握することです。一緒に状況を把握していく中で、物事が見えてきます。次にどうしたら同じトラブルを起こさずにすむかを一緒…

方針、視点を決める

『「上司が方針を明示してくれないから、仕事がうまくいかない。」会社の中で、こんな不平を言う人が少なからずいる。方針というものは、いつも上の人が言ってくれるもの、決めてくれるものだと思い込んでいるのだ。自分の方針、価値観がないから、当然、自…

自主性を引き出す

『人を使って仕事をするにあたって、部下が未熟である場合が少なくない。だからその提案でも意見でも足りない点はいろいろあるだろう。それに対してつい「ああしたらいい、こうしたらいい」と言いたくなるのが人情である。またそういうことは実際に必要な時…

贈り物

『ある日、山本社長は私に、「お祝いを贈るとき、2,000円の予算だったら君は何を選んで贈るか」と聞かれた。 私が困ってしばらく考えていると山本社長は、「2,000円で買える最高のものを贈りなさい。2,000円で買えるワイシャツなんてたいしたものではない。…

謙虚な人

『謙虚な人でありたいと思う。謙虚な人に会うと、本当に嬉しくなる。それは、謙虚な人は余裕があるからである。嫌味のない控え目さ。これが、その人の真の力を示す。謙虚、それも無理のない自然体でできる人は、本物だ。勉強し続けている余裕と自分に対する…

いろいろなことがあって、人間ができていく

『病気をして、他人への思いやりが深くなる。倒産や左遷のつらい日々に、人間として一回りも二回りも大きくなる。人間関係で悩んで包容力、優しさが増していく。後で振り返ってみると、順風でない時期に成長向上し、人生の深さを知ることが多い。』 いろいろ…

能力はすべて使う

世の中には自分の能力をすべて使うのは、もったいないと思っている人が多い。余力を残しておいた方が良いと思っている人が多い。私の周りにも、そういう人がいます。しかし、これは間違っていると思います。真剣になって全知全能をかけて考えれば考えるほど…

小さな事を大切に

『二宮尊徳が若い時一軒のささやかな家を持つようになって、わずかながら田畑も持てた。その畑を耕そうとしたらクワが壊れてしまったので、隣のおじさんのところへクワを借りに行ったところ、隣のおじさんはいま自分も畑を耕して菜の種をまこうとしている所…

その他大勢から抜け出す

『「私ぐらいの年のとき、同僚に差をつけるために何をしましたか。」 という若者の質問に、ジャック・ウェルチは答えた。 「いい質問ですね。まず理解しなければならないのは、その他大勢から抜け出すことの重要性です。上司に目をかけてもらうには、この単…

レベルを落とさない

『会社や上司に認められる人になりたければ、どんなことがあっても偏差値55は切らない人にならなければならない。偏差値55とは、たとえば100点満点の点数で言えば、75点だ。認められる人になるためには、毎日75点を出し続けなければならない。外せないポイン…

会社へ着いたら

『会社に着いたその瞬間が大切だ。まず大きな声で「おはよう」をやる。できるだけ顔の筋肉をゆるめてやる。ついでに、冗談を飛ばす。あちこちから笑い声が上がるようなら大成功。席に着いたら、さっそく手を動かす。目の前のことをチャキチャキ片付けていく…

突き抜ける

『私の知っている独立した人、起業した人で成功している人は、みな、地道に突き抜けるための「貯金」をしている。人が寝静まってから何時間も研究開発をし、人が遊ぶ土日に休まずに働いている。成功した人々は、偶然に成功したのではない。成功すべき人が、…

自分一人の力ではない

『上司、同僚、後輩、そして周りの人たちすべてに支えられて、一つの仕事が完成する。そのことを常に心にとめておくことが大切だ。少々仕事に自信を持ちはじめる時期にこそ、感謝の気持ちを忘れてはならない。目立つ活躍をすれば、周りは「よくやったね」と…

当たり前のことを、ちゃんとやる

『正しい考え方を身につけ、それを徹底できるかどうか。正しい考え方は、難しくない。嘘をつかない。他人を喜ばせる。周りの人を大事にする。誠実である。遅刻しない。挨拶をする。 当たり前のことばかり。この当たり前のことを、バカになって、ちゃんとやる…

笑顔

『笑顔には、すごいパワーがあります。笑顔でいると、前向きになれます。笑顔はその場の雰囲気を和ませ、周りの人々に安心感を与えます。 成功した人には、いつも笑顔があり、またその笑顔がとっても素敵です。作ったものではなく、感謝の心から滲み出た自然…

「緊張」が人間をつくる

『オリンピックで金メダルを五つもとった天才選手だって、試合の前の日に二時間しか眠れなかったという。この「緊張」が人間をつくっていく。真剣勝負を経験すると、顔つきが違ってくる。「勝負やけ」がするのである。「緊張」の中で学ぶことは、「平時」の…

インスピレーション

『毎日毎日悩み苦しんでいると、ある瞬間に、まるで神の啓示のように、アイデアが心にひらめきます。これは、勇敢に立ち向かい、人間として何が正しいかを問い続けて仕事に没頭しているときに、神が与えてくれるインスピレーションだと思っています。』 皆さ…

こだわる

『ある一つのテーマについて、10位のデータあるいは断片はすぐに集めることができる。すぐに集められるということは、その程度のことならば誰でもやれるということである。しかしながら、これが100となるとそうはいかない。これだけの数は、誰でも簡単に集め…

プロとアマの違い

『体で覚えているのがプロだ。無理に思い出そうとしなくても、自然に口をついて出てくる。条件反射のようにスーッと問題なく対応できる、しかもその精度がいつも高いレベルである。これがプロだ。そうでないのが、アマだ。』 そのために日々、プロは当たり前…

他人より優位に立つ

『「他人より優位に立て!」ボールというのは、受け取ってからどうしたらいいかかんがえるものではありません。ボールを取りに来る敵の動きを想定して、次にどういったプレーをすればいいのか。常に相手より一つ先のことを考えてプレーすれば、相手にボール…

技化のポイント

『例えば、バスケットボールのゴールに対して右45°から1万本打つのと、いろんな角度、いろんな距離からいろいろ1万本打つのと、どちらの方が最終的に上達できるか。これは同じ45°から1万本打った方が間違いなく、いろんな角度からのシュートが可能になる。な…

本物に接すること

『一つのことに人生をかけてきた人の体験というのは、万巻の書物に勝る教師である。特に、自分とは職業の異なる人、別の世界に生きて苦労している人の話は、得難いものがある。その意味でも本物に接すること、これが大事である。 人間関係だけでなく、芸術で…

決定的瞬間の決断

『決定的な瞬間における決断が、その本人だけでなく、その軍団や国家さえも左右することになる辛さーこれは当事者にしかわからない、まさに血を吐くような苦しみであろう。後で振り返ってみたとき、あそこで的確な決断をしていれば、事態は180度違った方向に…

生きる姿勢

『良質の本を丁寧に読む。手を抜かずに仕事をする、たくさんの人に会う。そんな努力を、「紙一重の積み重ね」で積み重ねていく。紙一重の差なんて0.1㎜の差でしかないけれど、それを500枚、1000枚と積み重ねる。正しい努力を積み重ねること。遠回りに見えて…

逆境は必要

『考えれば考えるほど、満たされている時に努力することは、逆境の中で歯を食いしばることよりも難しいのです。 人は逆境を与えられるからこそ、より良い自分になることができ、その精神を磨くことができるのです。』石原真理子さんの言葉です。 満たされて…

耐える

『なみだをこらえて かなしみにたえるとき ぐちをいわずに くるしみにたえるとき いいわけをしないで だまって批判にたえるとき いかりをおさえて じっと屈辱にたえるとき あなたの眼のいろがふかくなり いのちの根がふかくなる』相田みつを氏の詩である。 …

他人事として考える

『危機の時はどうしても判断がおかしくなる。その判断の狂いが、さらに被害を拡大するということが実に多い。例えば食品偽装問題が世間を騒がせた時のことを思い出していただければ、思い当たることがたくさんあるはずだ。テレビを見ながら、どうしてあんな…