2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『どんなにいやなことでも、心のにごりを捨てて勇んで引き受ける心が徳の心だ。 いやなことでも、辛いとかいやと思わないでやる、喜んで勇みきって引き受ける、働き務めぬく、それが徳のできゆく土台だ。 ばからしいとか、いやだなあというにごった心をすっ…

出世できない人

『サラリーマン社会で出世できない人がやりがちなのは、楽な方ばかり選ぼうとすること。合理化とか、効率的という言葉を逆手にとって、どうやったら簡単にできるか、手を抜けるかということばかり考えている。要領が良いことが「できる」ことだと勘違いして…

実行力

『優れたリーダーに共通するのは、とにかく実行力があるということである。決めたことはどんどん実行し、周囲の意見にも積極的に耳を傾ける。素直に行動するリーダーには、周りの人もできる限り知恵を絞って、成功への協力者へなろうとする。何事も前向きに…

同志

『トヨタにとっては、日産もホンダも敵ではない。GM やフォルクスワーゲンも敵ではない。むしろ、彼らはともに明日の自動車産業を成長させ発展させていく同志なのだ。国内外の自動車産業にまつわる技術開発やコスト競争などのさまざまな課題をともに解決し、…

期待以上のものを提供する

『ほとんどの人は、人生を最低限の努力で済まそうとしている。滑り込みセーフで通そうとする。ぎりぎりの線で抜け出そうとする。しかし、裕福になるプロセスは、今の自分以上の存在になるプロセスである。そして、今以上の存在になる唯一の方法は、今の状況…

場数を踏む

『何事であれ、場数を踏むことが肝腎である。場慣れすれば、やたらに怖がることなく、あがったり、混乱したりすることもない。冷静に判断し、それなりにしぶとく対処できるようになる。危機や障害を乗りきるにはなおさらで、ここ一番の切所では、場数によっ…

指摘

『部下が間違ったことをした。そんな時、あなたならどうしますか。何か注意することがあった時は、その場ですぐに指摘しなくてはいけない。それが正しい答えです。ダメな上司は、部下が何か失敗しても、その場で注意しません。あとになって注意しても、部下…

好奇心

『多くの人が好奇心を持って様々なことに手を出すが、結局何一つものにすることができない。関心を向ける対象をコロコロ変えて、「僕は好奇心が旺盛でね。」と博学を見せびらかすだけの人間は、すぐに底が割れてしまう。一つのことに固執して、それを究める…

耳を傾ける

『ここに二人の経営者がいます。二人とも能力的には同じくらいの力を持ち、同じように熱心に仕事に取り組んでいます。ところが、一人の経営者のもとでは社員が日々成長しつつ、活き活きと仕事をしているのに対し、もう一人のところでは、人もそれほど育たず…

骨惜しみをしない

『あの人の一生懸命な姿を見ると、こちらから援助の手をさしのべたくなります。まったく骨惜しみをしない誠意のある方だ。こういう人が身近に必ずいるものだ。こんなリーダーのもとには、いい加減な部下はいない。一人残らず、誠意をあらわに事にかかってく…

正しい考え方

『正しい考え方を身につけ、それを徹底できるかどうか。正しい考え方は、難しくない。嘘をつかない。他人を喜ばせる。周りの人を大事にする。誠実である。遅刻しない。挨拶をする。当たり前のことばかり。この当たり前のことを、バカになって、ちゃんとやる…

大いに元気づける

『子供や従業員を、馬鹿だとか、能無しだとか、才能がないとか言って、ののしるのは、向上心の芽を摘み取ってしまうことになります。その逆をいくのです。大いに元気づけてやりさえすれば、容易にやれると思い込ませ、そして、相手の能力をこちらは信じてい…

倹約

『人は十分満たされていると、そこで満足して向上心を忘れてしまう。向上心を失わないためには、質素な生活を心がけ、道徳心を養うことである。一時的な利益にとらわれたり、ぜいたくな暮らしを追い求めたりしてはならない。倹約は、人の賢さを測る尺度であ…

我慢

『勝つためには、常に冷静であることが要求される。腹を立て、自分の感情を乱し波立たせることは、下の下である。もとより人間は感情の動物であって、感情を制することはできないが、常日頃、物に動じない人間に仕立てておくことを心がけるべきである。いか…

モラルを上げる

『集団のリーダーは、勇気があり正しい判断ができる人間でなくてはなりません。職場のモラルとルールを部下に言って聞かせるだけではなく、身をもって体現した人でなければなりません。偽善的に振る舞うリーダーは、他の人々の不正な行為を容認し、集団内に…

自己正当化

『自己正当化は論理的思考の最大の障害になる。世の中の判断ミスのほとんどの原因はこれに当たるのではないか。偉人と賞賛されるような人、たとえばそれが文学者であれ、政治家であれ、経営者であれ、見識や才能を世間からも高く評価された人が、時として誰…

真実の男性

『真実の紳士、真実の男性とは、地位や格好ではない。いざという時に卑怯にして未練な振る舞いをすることなく、潔く身を処していけるかどうかにある。卑怯な人間は、たとえ生があろうとも”生きながらの死”の惨めさに直面するものである。極限状態はまさに、…

人間としての基本

『豊かになれば、地位を得れば、そして権力を握れば、人間は知らない間に人間としての基本を見失う。そこから、崩壊が始まる。すべては人間の心、一念で決まる。そのわずかな狂いも、後には一国をも左右する。一国の盛衰は、偶然ではない。「人道」の基本が…

勝負の時

『もうダメだと思った時からが、勝負である。最後まであきらめないで頑張った人だけが、運命を切り開き夢を実現することができる。この最後のしぶとさは、人生を生きる上で非常に重要である。』 なかなかそう思えないのが現実です。しかし逃げたら、負けです…