指摘

  『部下が間違ったことをした。そんな時、あなたならどうしますか。何か注意することがあった時は、その場ですぐに指摘しなくてはいけない。それが正しい答えです。ダメな上司は、部下が何か失敗しても、その場で注意しません。あとになって注意しても、部下は上司がなぜ叱っているのか分からないからです。間違っていたなら、今すぐ教える。その場で、間違いに気づかせる。直させない方が、かわいそうです。叱るとは社員への愛情があってのことで、優しさです。何も言わないのは、優しさではありません。不親切なだけです。』

 これができるようになるまでに、多くの時間がかかりました。一瞬を逃さず、そして一歩前に出る、そして明るく話す。言葉で言えば簡単なことですが、言うは易く行うは難しでした。こだわっているから、身に付いていくのです。