微笑み

  『自分自身との戦いの末に身についた微笑みには、他人の心を癒す力がある。とってつけたような笑顔でもなく、職業的スマイルでもなく、苦しみという土壌に咲いた微笑みには、微笑まれた相手にとっては大きな価値を持つのです。相手を豊かにしながら、自分も心豊かになります。』

 とってつけたような笑顔では、なかなか人に伝わりませんし、見抜かれてしまいます。

 若くても素敵な笑顔をされる人もいます。年をとってきても、その笑顔が続けば素晴らしいと思います。しかし、若いうちはなかなかこういう微笑みは、難しいものです。だからと言って、自分に負けてはなりません。誰人であれ経験を積み重ねていくうちにその人なりの素敵な微笑みができるようになります。いろいろなことを乗り越えてつかんだ微笑みは、人の心に響いていくのです。