真の人格者

  『真の人格者は、他人の行動をコテンパンに批判して事態をさらに悪化させるより、自分が多少傷ついても辛抱するほうを選ぶ。また、自分より恵まれない境遇にいる人の弱さや失敗や過ちには寛大な心で接しようとする。富や力や才能に驕らず、成功しても有頂天にならず、失敗してもそれほど落胆しない。他人に自説を無理に押しつけたりせず、求められた時にだけ自分の考えを堂々と披瀝する。人の役に立とうという場合でも、恩着せがましいそぶりは微塵も見せない。これが人格者である。日常生活のどんなこまごまとした場面でも、自分をさておいてまで他人のために尽くそうとする。そこにこそ、真の人格者のあるべき姿が如実に示されている。』

 ここに言われているようなことができるようになりたいと思う。