頑張れではなく

  『日本人は、「頑張れ」と言うのが好きです。頑張っているのに「頑張れ」と言われたら、不安になります。相手を頑張らせたかったら、「頑張っているネ」と声をかけましょう。「頑張っているネ」と言われることで、「この人は、自分の努力をチャンと分かってくれているな」とホッとするのです。そして、もっと頑張ろうと言う気持ちになります。』

 相手の人を励ますために、つい頑張れと言ってしまうことがありますが、頑張っている人にとっては追い討ちをかけ、逆にマイナスになることがあります。「頑張れ」と言う言葉は、使うには難しい言葉です。そもそも多くの人が、自分は頑張っていると思っています。むしろ、「頑張っているネ」と言った方が本人にとって頑張ろうと言う気持ちになります。