真の実力

『真の意味で自己の能力、実力に対し、自信をもっているプレーヤーは、いくら自分のチームが弱かろうと、そんなことで自信を失ったり、不安がったりするはずがないのです。逆説的な言い方をすれば、自分の実力を十分に信ずることができないからこそ、チームの先行きに対し不安を感じたりするわけです。もしあなたが真に実力プレーヤーであるなら、他のチームからあれこれと誘いの手が伸びてくるはずだからです。』川上哲治氏の言葉です。

 川上氏の言葉は、本質を言い得ています。この言葉には本質を浮かび上がらせる力があります。結局、真に実力があるかどうかです。