自分一人の力ではない

 『上司、同僚、後輩、そして周りの人たちすべてに支えられて、一つの仕事が完成する。そのことを常に心にとめておくことが大切だ。少々仕事に自信を持ちはじめる時期にこそ、感謝の気持ちを忘れてはならない。目立つ活躍をすれば、周りは「よくやったね」と褒めるだろう。その時にこそ「いや私じゃありません、チームの皆さんのお陰です」と言える度量がほしい。この度量の大きさが、周りの人間をひきつけることになる。そして、皆の一層の協力を得てこそ、ますます大きな仕事へと発展していくのである。』江口克彦氏の言葉である。

 ともすると、自分が中心でやったことであれば、自分一人の手柄にしてしまいがちです。そんなとき、「自分一人ではできませんでした。皆の協力があったからこそできました。」と言える自分になりたいものです。周りの人たちの意識が変わらないわけはありません。